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「楽しさ」を忘れてはいけない理由

  • 執筆者の写真: Erika Masui
    Erika Masui
  • 2018年6月28日
  • 読了時間: 4分

English Flower GardenのErikaです!

梅雨も明け、少しずつ夏らしい気候となってきました。


今日は何となく、私が講師として最も大事にしている「楽しさ」についてのお話。

今まで多くの生徒さんを教えてきました。(主に4歳から12歳までの生徒さん)


その中で特に成功しているクラスは、生徒さんが常に笑顔で過ごせる楽しい授業。


これは基本中の基本だと思う方も沢山いらっしゃると思いますが、、


今回はその「楽しさ」って何だろうと改めて考えてみました。


昔は失敗をすることが多かったです。

生徒に学ばせたいことを中心に考え、「楽しさ」要素を忘れていたり、

これなら楽しいだろうと思っていたことが、実はあまりそうではなく、

全くレッスンでやっていることが身についていなかったり

教材の質ばかりに時間をかけてしまい、レッスンの中身が薄かったりという失敗。


そのため、レッスンの「楽しさ」を考えることはとっても大事な要素だと思っています。


楽しいだけではダメですので、

以下に事例を挙げながら、レッスンに取り入れるべき「楽しさ」についてを説明したいと思います。


「楽しさ」の3原則のお話


まずは私が定義する「楽しさ」の3原則について。。

① 講師が一緒に「楽しむ」こと

②「楽しさ」は強制しない

③「楽しい」だけでは終わらない (目的があること)


①講師が一緒に楽しむべき理由

子どもは素直に大人の感情を読みとるのであり、

その感情に影響されます。


私は一時期フルタイムでアフタースクールの立ち上げを手伝いました。

その頃の労働量といえば、、かなりのものでした。


クラスのレッスンを考える時間も夜中にしかない程時間がなく、

教えることが楽しいと思えなかったのです。

もちろんそんな感情は子どもたちにも伝わり、

レッスン中の雰囲気もあまり良くなく、

また、生徒の数も伸びることなく、ただただ忙しいだけ。


そんな過去から学んだこと。

それは講師も楽しまなければ、子どもたちもそれを感じ取って楽しんではくれない。


そのため、「楽しい」と思ってやることは

講師も思いっきり一緒に楽しんでやってみると良いのでしょう!


②「楽しさ」は強制しない


もちろん「楽しい」だろうと思ってやってみたことが、

意外と反応が薄く、楽しんでくれないことだってあります。


そんな時はすぐにプランBに切り替えます。

面白くなければ習得するはずがないので、

強制せずに次に飛びます。(もしくは少し工夫します)


「楽しい」アクティビティは頭の中で沢山準備しておくと良いでしょう。


また多数の生徒さんが楽しんでいても、

中には数名楽しいと感じないこともあります。


そんな時は参加を強制せずに、次のアクティビティに早めに切り替えるようにします。

みんなで楽しめた方がよっぽど楽しいですからね!


③「楽しい」だけでは終わらない


要するに、「楽しい」ことへのしっかりとした目的があること。

目的が「楽しむこと」になってしまうと良くないのです。


例えばレッスンの目的が「色を混ぜて新しい色を作る」ことであれば、

初めに色水を混ぜるマジックショーをして子供の興味を引かせ、

何色と何色を混ぜたらこの色になるのかをクイズしてみたり、

実際に子どもたちにも同じような実験をさせたりします。


失敗する例はレッスンの目的が同じ「色を混ぜて新しい色を作る」ことであるのに、

マジックショーをするだけで子どもたちに質問をしなかったり、

子供達が実際に色を混ぜる際に自由にやらせ過ぎてしまったりすることです。


目的が決まっていても、

子どもたちがただ楽しむだけの内容になってしまうと

結局何を学んだのか曖昧になってしまいます。

(印象には残りますけどね)


そこで大事なのは、

「楽しい」だけで終わらないように、

学びが定着するように「楽しい」アクティビティの後に

クイズや質問をするなどして「インプット」からさらに「アウトプット」できるようにします。


これができれば目的のある「楽しい」レッスンになります。


少し長々と書いてしまったのですが。。。。。


「楽しさ」については一番大事にしているものなので、

語ってしまいました。。。。(笑)


子どもたちは単純に楽しかったことを一番覚えています。

複雑で難しくなってしまうとすぐに忘れてしまいますよね。。


学校で何した?と聞いても一番多い回答はお友達と遊んだことや外で遊んだことだったりしますよね。


なので私が常に持っている目標は

「遊んでいるときと同じくらい楽しい授業」をすることです。


ここまで読んでいただきありがとうございました!




 
 
 

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